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衣食住すべて環境にやさしい日本文化を学び、一緒に育てていきましょう!

Enrich our lives through the learning and understanding of

Japan's environmentally friendly culture

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情報が押し寄せる現代。そのストレスを少しでも楽にするため、

サイトを新たに2つに分けました。

このサイトは、現在進行形の動きのみを掲載します。

以前の日本の風のトップページは固定情報とし、こちらから入れます。

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月2回Bcc配信 暦だより+24の小話

​今年の小話はこちらから

19/寒露 巡礼旅は今や世界遺産

先月、日帰りで熊野三山へ。現代の特急を使っても超~長旅の熊野詣に先鞭をつけたのが古代の上皇様の方々。お供を引き連れ、ある所までは船を使っても残り山道は徒歩で行くしかない。白河上皇12度、鳥羽上皇23度、後白河上皇33度、後鳥羽皇29度とは! そのお陰でこの巡礼旅は今や世界遺産となり、同行の英国人女性は来日4度目、男性の方は11度目とのこと、これまた凄い!!

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令和7年10月8日(水) 旧暦8月17日 寒露 ~かんろ~

 

「寒い露」と書くことから露も冷たく寒くなってきた頃・・・と言う意味。露が氷になったものが霜ですからその霜の前の状態が「寒露」と言えるでしょう。暦の上では晩秋に入りました。

 

芒 ~すすき~ 

 

獣の尾に似ているのため 「尾花」という名前で 秋の七草のひとつにも数えられています。他に「薄」とも書き その風に動く様子から 「みだれぐさ」「袖振草(そでふりぐさ)」などの名前もあります。また「茅(かや)」とも呼ばれ 屋根葺き用として古くから使われていますね。『万葉集』には、これらさまざまな名前で 40首以上も詠まれるほど いにしえより、私達の暮らしには とても馴染みの深い植物です。 

 

山は暮れて野は黄昏の芒かな /与謝蕪村 

  

をりとりてはらりとおもきすすきかな /飯田蛇笏 

 

芒の穂ばかりに夕日のこりけり /久保田万太郎 

 

子の手とる人さらひ神薄かげ /加藤楸邨 

 

連れだちし父母かくす花すゝき /西山智恵子 

 

なにもかも失せて薄の中の路 /中村草田男 

 

かがやきて芒たちまち風となる /小谷明峰 

京都月1回・東京隔月

俳画教室  Haiga class

今は一茶の英訳本の俳句を筆グラフィーで書き、そこに俳画を添えて作品作りです。

英語、俳句、筆グラフィー、俳画の4つを同時に学ぶ会です。

​一見大変そうですが、皆楽しんで何年も続いている会です。

2025年9月11は京都で開催。

俳句は「信濃路や 山の上にも 田植笠」「すす払い 薮の雀の 寝所まで」「松影や ござ一枚の 夏座敷」です。

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2025年9月13日は東京で開催。

俳句は「おらが世や そこらの草も 餅になる」「信濃路や 山の上にも 田植笠」「本町を ぶらりぶらりと 蛍かな」です。

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京都、富山、東京、米国 3ケ月毎

Online  俳句の会

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取 材

熊野を日帰りで回るハードなツアーに便乗し、大斎原、熊野本宮、速玉大社、那智の滝、那智大社、西国一番札所の青岸寺に熊野本宮の宮司さんは、秀吉の時に出兵した九鬼水軍の末裔でした。それにしてもこの山奥の熊野御幸には、白河上皇12度、鳥羽上皇23度、後白河上皇33度、後鳥羽上皇29度とは、改めて観光の道筋を敷いたのは、引退した上皇様方々でした。

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随時更新 おもしろ日本研究会

半蔵門時代、番傘倶楽部がありました。目的は、西洋傘にはない特徴
「捨てればすべて土に戻る」地球環境にやさしい和傘の良さを広めました。
どうせそんなに集まらないかと思いきや、2ケ月後には120名。
会員は旧藩国名で出身国がつけられ、日本地図はかなりカバー。

今回も誰のことか分からないように旧藩国名と番号です。
にっぽんの70歳を超えたおじいさんたちの今の暮らしはこちらから

日本地図がどこまで広がっていくでしょうか?  

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新 刊
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英語だと100文字くらいの解説がいる海外の研究者たちが一文字で言える日本語の凄い言葉として紹介している「間」とは一体何でしょうか?「間」を別の言い方をすれば、変わり目、際(きわ)となります。ある物が終わって別のものに変わるギリギリのところ。物と物の接するところでしょうか。時間の移行期、まだ次の段階にはなっていない余韻が残っている、あるいは残像のような曖昧なところかも知れません。こうしてみると、人間という漢字は人の間という意味で、「間」に揺らいでいるからこそ人間らしいとも言えます。日本語はなかなか言い当てていますね。ハンドルにあそびがあるように、「間」にこそ人間らしさがあるのではないでしょうか? 2025.8.13

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日本語は感覚や情緒を直接伝えるオノマトペ(擬音語)が豊富です。日本人は子供の頃、親から読んでもらった昔話や小学唱歌で、自然とオノマトペを覚えます。大人になる前の素直な感性に直に音やリズムでそれらの感覚を掴んでいきます。この本では、いくつかの例を紹介しながら日本語の面白さも理解していただければ嬉しいです。私がオノマトペに気付くきっかけとなったのは、海外の人からのYouTubeの投稿でし。2025.7.13

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日本は高温多湿ゆえ、国土の70%が山で木は身近です。昔は大きな木が待ち合わせの目印でした。私たちの子供時代は、木登りやかくれんぼなど木を使った遊びがありました。また学校には大きなシンボルとなる木があり、その下で記念写真を撮ったり、桜の木が、入学を祝福するように咲いていたり、学校時代の思い出と共に木がありました。この本では、今も残る大木の持つ圧倒的な存在感、木の周りに発せられる「気」に対する畏敬の念を紹介しながら、日本人の木に対する思いを紹介しています。2025.6.25

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近年、日本の漫画、アニメ、ゲーム、日本をテーマにしたテレビ番組などの影響で、日常会話に簡単な日本語を取り入れる若者が増えているようです。それに伴い、日本語学習者も増加傾向にあります。一方で、他言語に翻訳できない日本語がそのまま使われることもあります。本書のタイトルである「わびさび」も、文化背景が異なるため翻訳が難しい言葉です。出版は国際版ですが、日英併記です。2025.6.20

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今では旅行記はSNSに、写真はデジカメに取って代わられました。和綴本に熊野古道と四国を旅した際に描いた絵に川柳や俳句を添えた日本語は出版済みですが、海外の俳句愛好家に大変人気がありますので、今回英語版も手書きの旅行記を失われつつある日本文化の一つとして記録に残してもいいと電子書籍化しました。2024.6.4

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取材を重ねてきた埴輪が日英併記で出版。埴輪から当時の生活の様子や社会や歴史も少しづつわかってきました。今の天皇家につながる大和朝廷ができる前の一番はっきりしない古代史をこれらの埴輪が知らせてくれるかも知れません。2025.5.4

詳細は Kindle Momoyo Nishimuraで検索

出 版
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京都へ引っ越して10年、数えてみれば50冊。今後の編集方針をどうしようか迷っていましたが、最近の海外の日本語学習者の急増に向けて、しばらくは日本語るび付の日英併記の本を国際版に向けて作っていきたいと思います。

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