
The purpose of the book
This book is made with the help of many artisan volunteers.
Native translators were also happy to volunteer.
I hope this book, written in English and Japanese, will help you understand Japan!
本の趣旨
この本は、多くの職人ボランティアの助けを借りて作られています。
ネイティブ翻訳者も喜んでボランティアで協力してくれました。
英語と日本語で書かれたこの本が、国内外の皆さまの日本理解に役立ちますように!

Hyogushi / Fumio Nakajima
表具師 / 中島文雄

Roji gardener / Masayuki Ogawa
露地庭師 / 小河正行

Tiler / Prof. Masahisa Asada
瓦 職 / 浅田晶久

Textiles (komeori) / Junko Ebigase
織 物 / 海老ヶ瀬順子

Kakejiku and Byobu / Kashu Yabuta
掛軸と屏風 / 薮田夏秋

Sakan (Plasterer) / Tetsuya Hagino
左 官 / 萩野哲也

Tatami master / Hiroshi Motoyama
畳 士 / 本山浩史

No mask carver / Nyozan Umehara
能面師 / 梅原如山

Japanese embroidery / Yuri Nishimura
日本刺繍 / 西村由利

Kumihimo / Oshun Hasegawa
組 紐 / 長谷川往春

Wagashi (Japanese confection) / Hironori Takaya
和菓子 / 高家裕典

Tofu shop / Takemi & Megumi Tsutsumi
豆腐屋 / 堤武美・恵

Washoku (Japanese cuisine) / Masayuki Horimoto 和 食 / 堀本雅之

Cloisonne / Hiromi Nomura
七宝焼き / 野村ひろみ

Yuzen sculptor / Takeshi Nishimura
友禅彫刻 / 西村武志

Edokiriko (glass ware) / Kenji & Yuji Kadowaki
江戸切子 / 門脇健二・裕二

Hand-painted Yuzen dyeing / Kihachi Tabata
手描き友禅染 / 田畑喜八

Washi (Japanese paper) / Eriko Horiki
手漉き和紙 / 堀木エリ子

Bekko Isogai (tortoiseshell)/ Minoru,Tsuyoshi, Katsumi, Daisuke Isogai
ベッ甲/磯貝 實・克実・剛・大輔

Handmade tea can / Takahiro Yagi
手づくり茶筒 / 八木隆裕
電子図書「心の旅」出版

近年海外の大学や学校で日本語を学ぶ人たちが増えています。
お陰様で、以下のように電子書籍として、英語版のマーケットで全世界に案内されています。
一旦掲載して検索してみると、世界のマーケットで同じタイトルが327もあり、
それでは埋もれてしまうので、japanとバイリンガルのEnglish & Japanの扇マークを加えました。
価格はつけていますが、多くの人に見てもらえるようにキンドルセレクトに登録し、無料で読めます。
ところで、この本の企画後にウクライナ戦争が始まり、時代の変化も考慮し、本の構成も変えてみました。前半は、ご協力いただけました神社とお寺との原稿のやりとりの間、新たな気づきもありそれも加えました。











後半は、広重の東海道53次の浮世絵です。終わりの見えないウクライナ戦争は世界経済に暗い影を落とし、コロナも専門家によれば終息はなく共存しかないとのこと。これらを踏まえ、世界中に漂う閉塞感の中、庶民も自由に旅に出かけた江戸時代のタイムスリップの旅を世界の皆様にも楽しんで頂けたらと思います。


歴史の長い日本。古代から全く変わらない技術、文化の継承を可能にした式年遷宮という仕組み。平安時代には、和歌や物語などの文学で分かる当時の貴族社会。室町時代の能は、死が身近だった戦国期の人たちと同じ空間を体験。写真もなかった江戸時代は、庶民生活を事細かに浮世絵師が作品に残しました。
日本より歴史の長い国中国では文化大革命、他の世界の国々では幾多の戦争、最近のウクライナ戦争で分かるように、どんなに素晴らしい文化があってもことごとく破壊の歴史が繰り返されています。
もちろん日本も戦争はありましたが、その戦火をくぐって神社や寺が核となって、それにあらゆる階層の人たちが協力し、今日まで文化や知恵が継承できたのは本当に稀有なことかもしれません。
いつか、実際に皆様がこれらの場所に行く機会があれば観光だけでない、一段深い「心の旅」ができますように、この本が少しでもお役に立てれば幸いです。
ご協力の神社とお寺に心より感謝します。ありがとうございました。